丸五 祭りのあと ~疲れた足を優しくリカバリー~

足袋メーカ【丸五】の新商品。 その名もずばり【MATSURI no ATO】マツゥリノアトゥです。
 パッケージには日本語の【祭りのあと】と一緒に英語表記されているので、マツゥリノアトゥでも間違いではありません。
しかしお問い合わせの際にネイティブ発音されると店員は聞き取りづらいので、普通に【祭りのあと】とお願いします。

さて、見た目は足袋です。親指で割れています。
いわゆる股付型、指付型で、まさに日本しかないであろう履物の形です。
足袋なんだけど靴っぽいです。
そうです!!
昔あった日進ゴム(自力足袋)の【股付きたびぐつ】を彷彿させる、デザインです。デジャブです。
大工さん、内装さん、板金さんのレジェンドには懐かしいでしょう。
あの【股付きたびぐつ】が廃盤になった衝撃度(文句言われ度)はMAXでしたから。
「これじゃないとダメなんだ」「ほかのないの?」って、当時若かった私は、ぶっきらぼうに見た目も厳つい職人諸兄に問い詰められるのが辛かったなぁってのを思い出しました。

と、「ただ単に懐かしいだけで紹介したんじゃないの。」と、聞こえてきそうですが、確かに。
 が、実は気になるところがありまして。
見た目だと特段と、「これ」と、言った特徴がないように見えるのですが、 パッケージに書かれています、【For RECOVERY】の文字。
  なにをリカバリー(回復・復旧)するのでしょうか。 

そうです。
まさに商品名の「祭りのあと」に疲れた足を優しく回復する(してほしい)というコンセプトで、
素足でも気持ちイイようにメッシュ素材のベトつかないインソールと内布。
さらっさらで足入れ感いいです。

そして、かかとが踏めます。なので脱ぎ履きも楽チン。
私の足のサイズは26.5cmですが26.0cmを履くとこんな感じです。しっかり履く分にはピッタシジャストフィットですが、かかとを踏む履き方だと小さいです。まぁ突っ掛けでいいかな。
サイズ展開は23.0cmから1cm飛ばしの28.0cmまで。(.5cmがないです)
色は写真の白と黒があります。

で、もちろん商品名の通り「祭りのあと」に履いてもいいのですが、これ、「祭りの時」でもいいんじゃないかと。
もちろん祭り好きには邪道だ!なんて怒られちゃうかもしれませんが、底はちゃんとした足袋底。
足袋の履くときのめんどくさい“こはぜ”もないし、靴感覚で履けちゃえます。
祭り専用足袋エアジョグ(←ガンダム風)よりお求めやすい価格なので、祭り初心者さんや大祭の時しか祭り参加しない人さんにはグットおススメしたいと。
その祭りの1回しか履かない足袋よりも、この靴ならば、普段の時でもおしゃれに履けちゃう、シンプルデザイン。
さすがにパンツルックじゃないと、合わないと思いますが。
(聞くと足袋ってファッションとして海外で受けてるらしいです)

もちろん屋内外脱いだり履いたりするお仕事の方にも、おススメですし、白に関しては靴底も白なので、スリッパ替わり(引渡し前の養生用靴)にもいいですね。

そして、この靴をご年配の方にも是非お勧めしたいです。
普通の靴と違うのが足袋型なところですが、特徴として踏ん張りやすい。
足の親指が自由に動くから踏ん張りやすいんです。

それと、靴ひもや、マジックバンドがないスリップオン式で、かかとがゴムなので、足や手がちょっと不自由でも、靴ベラ一発、もしくは指一本で楽々履けちゃう商品です。しかも軽いです。
で、靴下履かなくてもいいです。なんせ素足でも気持ちイイようにメッシュ素材ですから。

祭りのあとだけじゃもったいない、見た目はシンプルですが人にやさしい靴です。


丸五 祭りのあと ~疲れた足を優しくリカバリー~

色 黒と白
サイズ 23.0 24.0 25.0 26.0 27.0 28.0
※サイズによって取り寄せになります。


MISUMI WORKSHOP

東京足立区。まさに橋を渡れば埼玉川口市という、最果ての町入谷で作業用品を扱っています作業服屋の三角(ミスミ)です。 この入谷は恐れ入谷の鬼子母神様のある台東区入谷ではありません。首都高足立入谷ランプの方です。大きなゴルフ練習場がある方です。 最寄りの駅と申しますと、日暮里駅から出ております日暮里舎人ライナー線の舎人駅からテクテク歩いて15分ぐらいの場所にあります。